
今回は前置詞aと前置詞hastaを勉強するわよ

前置詞は、
「名詞や代名詞」と「他の単語(動詞や形容詞など)」
との関係を繋ぐものの事だね
分かりやすく言うと橋渡し的なものだよ

前置詞aも前置詞hastaどちらも
主に「〜まで」と何かの終着点を表す時に使われるわ
前置詞aは他に「〜に」と場所などへ向かう方向を表すなど
様々な使用方法があり、よく使用される前置詞よ
◯前置詞aの用法「〜に(場所)」
場所へ向かう方向を表す際に使用する
例文1
a méxico |
(メキシコに) |

向かう場所の前にaを付ける事で
「〜に」と表せるわ
例文2
al hospital |
(病院に) |

「前置詞a」の後ろに「冠詞el」が、来る場合
省略されて「al」と一語になるわよ

冠詞についてはこのページを見てね
向かう場所の前にaを付ける事で、向かう方向を表す
◯前置詞aの用法「〜に(人物)」
人物名の前に付けて、「誰々に」と表す際に使用
例文
Le doy este libro a Tarou |
(この本、タロウにあげよう) |

人物名の前にaを付ける事で
「〜に」と表せるわ
人物名の前にaを付ける事で、「(人物)に」と伝える際に使用する
◯前置詞aの用法「〜時に」
「〜時に」と言いたい際に使用する
例文
He comido una manzana a las cinco |
(5時にリンゴを食べた) |

「〜時」の前にaを付ける事で
「〜時に」と表せるんだね
時を表す語の前にaを付ける事で、「〜時に」と伝える際に使用する
◯前置詞aの用法「手段」
何かしらの手段を表す際に使用する
例文
Hecho a mano |
(手製の) |
Vengo a un coche |
(車で来た) |

手段を表す語の前にaを付ける事で
「〜で」と表せるんだね
手段を表す語の前にaを付ける事で、ある事のために使用した手段を表す
◯前置詞aの用法「目的」
ある場所などへ、どのような目的を持って向かうかを伝えたい時に使用する

この場合は、下の組み合わせで
「〜しに行く」となるわよ
動詞ir | + | a | + | 動詞の原形 | = | 〜しに行く |
例文1
Voy a comprar |
(買い物しに行く) |

・「Voy a({自分が}〜しに行く)」
・「comprar(買うを表す動詞の原形)」
となるわ
例文2
Va a ver |
({彼・彼女は}見に行く) |

・「Va a({彼・彼女が}〜しに行く)」
・「ver(見るを表す動詞の原形)」
となるんだね
「動詞ir + a + 動詞の原形」で、ある場所に、どんな目的で向かうか表す
◯前置詞aの用法「距離」
「〜まで」と物事や時間などの終着点を表す際にも使用する
例文
Yo vivo a tres kilómetros de aquí |
(私はここから3キロ離れた場所に住んでる) |

距離表す文章の前にaを付ける事で
「〜まで」となるわ
例文だと「住んでる所まで3キロ」
と言う事を表しているの

また、ある場所から、ある場所までの距離や時間、日時を表す際に使用する
例文
Nuestra tienda abre de 9 de la mañana a 7 de la tarde |
(当店は朝9時から夕方7時まで開いてる) |

de〜a(-から〜-まで)と期限を表す組み合わせよ
例文だと、「(de)9時から(a)7時まで」となるわね
この組み合わせの場合は、数字の前に冠詞は不要よ

数字の前にaを付けて、物事や時間など距離の終着点を表す際に使用
◯前置詞aの用法「値段」
物などの値段を伝える際に使用する
ただし、日々値段が変動する物(食品や日用品など)の時に使用する

この場合は、下の組み合わせで
「値段を伝える」表現になるわよ
動詞estar | + | a | = | 値段を伝える |
会話例文
アムエ | ¿A cuánto está la manzana? |
(リンゴはいくら?) | |
↓質問 | |
タロウ | está a cien yen |
(100円です) |

「¿a cuánto está〜?」は
日々変動する物の値段を聞く際のフレーズよ
「動詞estar + a」で、日々値段が変動する物などの値段を伝える際に使用する

ちなみに
日々変動しない物(入場料やサービスなど)の値段を聞く際は
「¿a cuánto es〜?」のフレーズを使うわよ
日々変動する物の値段を聞く | ¿a cuánto está〜? |
日々変動しない物の値段を聞く | ¿a cuánto es〜? |

「está」は一時的
「es」は変わらない
と覚えておけばいいね
◯前置詞aの用法「日付」
日付を言う際に使用する
ただし、aを付ける場合と付けない場合がある
例文(aを付ける場合)
Estamos a 19 de noviembre |
(今日は11月19日です) |

動詞estarは「今いる日付」を指すから
この場合は「aを付ける」わよ
例文だと「Estamos」が動詞estarよ

つまり
「estar a + 日付」は
「その日にいる」と現時点になるんだね
例文(aを付けない場合)
Hoy es el día 19 |
(今日は19日です) |

動詞serは「日付の説明」を指すから
この場合は「aを付けない」わよ
例文だと「es」が動詞serよ

つまり
「ser + 日付」は
「その日である」と説明になるんだね
比較
aを付ける | 動詞estarで「その日にいる」と現時点を表す |
| | |
aを付けない | 動詞serで「その日である」と説明を表す |

・動詞estarならaを付ける
・動詞serならaを付けない
で覚えておけばいいね
日付を言う際に使用するが、aを付ける場合と付けない場合がある
◯前置詞aの用法「温度」
現時点の温度を言う際に使用する
例文
Estamos a 20℃ |
(20度です) |

今の温度を言う場合は、
温度を表す語の前にaを付けるんだね
現時点の温度を伝える時など、温度を表す語の前にaを付けて使用する
□前置詞hastaの用法「〜まで(距離)」

ここから
前置詞hastaの用法よ
「〜まで」と終着点となる距離や日時、時間を表す際に使用する
例文
Nuestra tienda abre desde las 9 de la mañana hasta las 7 de la tarde |
(当店は朝9時から夕方7時まで開いてる) |

hastaは、前置詞a同様に
「〜まで」と物事などの終着点を表すわ


desde〜hasta(-から〜-まで)と期限を表す組み合わせだよ
例文だと「(desde)9時から(hasta)7時まで」となるよ

ちなみに
この場合は冠詞が必要よ
例文だと「las」が付いてるわね

冠詞って何だっけ?と思ったら
下のページを見てね!

「desde〜hasta」は
前置詞a同様に
時間以外に距離などにも使用できるわ
数字の前にhastaを付けて、終着点となる時間や日時などを表す
□前置詞hastaの用法「〜まで(終着点)」
「〜まで」と終着点となる場所や継続終了などを言う際に使用する
例文
Hasta mi casa |
(私の家まで) |
Hasta el hospital |
(病院まで) |

到着する場所の前にhastaを付ける事で
「〜まで」と表せるわ

少し似た意味の前置詞paraとは
・「hasta(〜まで)」=「継続期間の終わり」
・「para(〜まで)」=「目標の期限」
の違いがあるよ

到着する場所の前にhastaを付ける事で、場所の終着点や終点を表す
まとめ
・前置詞a
主に「〜まで」と何かの終着点を表す時や、「〜に」と場所などへ向かう方向を表すなどに使用 |
・前置詞aの用法
1・向かう場所の前にaを付ける事で、向かう方向を表す |
2・人物名の前にaを付ける事で、「(人物)に」と伝える際に使用する |
3・時を表す語の前にaを付ける事で、「〜時に」と伝える際に使用する |
4・手段を表す語の前にaを付ける事で、ある事のために使用した手段を表す |
5・「動詞ir+a+動詞の原形」で、ある場所に、どんな目的で向かうか表す |
6・数字の前にaを付けて、物事や時間など距離の終着点を表す際に使用 |
7・「動詞estar+a」で、日々値段が変動する物などの値段を伝える際に使用する |
8・日付を言う際に使用するが、aを付ける場合と付けない場合がある |
9・現時点の温度を伝える時など、温度を表す語の前にaを付けて使用する |
・前置詞hasta
前置詞a同様、主に「〜まで」と何かの終着点を表す時に使われる |
・前置詞hastaの用法
1・数字の前にhastaを付けて、終着点となる時間や日時などを表す |
2・到着する場所の前にhastaを付ける事で、場所の終着点や終点を表す |

お疲れ様!
以上で前置詞aと前置詞hastaの
勉強は終了よ

そういえば
「de〜a」
「desde〜hasta」
は同じ使用法だけど
使い分けがあるの?

使い分けは特にないわ
どちらを使用しても大丈夫よ

そうなんだ!
ただ、冠詞の有無は注意だね
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