
今回は前置詞paraを勉強するわよ

前置詞は、
「名詞や代名詞」と「他の単語(動詞や形容詞など)」
との関係を繋ぐものの事だね
分かりやすく言うと橋渡し的なものだよ

前置詞paraとは
主に「〜のために」の意味で
使用されるものよ
「前置詞paraの用法」
・〜のために(目的)
日本語の「〜のために」の意味になり、ある目的のために行動した事を表す際に使用する
例文
Compro este libro para ti |
(君のために、この本を買う) |
Hablamos para estudiar español |
(スペイン語を勉強するために、話しましょう) |

「前置詞para + 目的」
の組み合わせで構成されるわよ
前置詞paraの後ろに目的となる語を付けて「〜のために」と表す
・〜まで(時間)
日本語の「〜までに」「〜に」と、目標期限のある時間を表す際に使用する
例文
Tengo que terminar de leer este libro para el viernes |
(金曜日までにこの本を読み終えなければならない) |
Aplazado para la próxima semana |
(来週に延期) |

「前置詞para + 期限付きの時間」
の組み合わせで構成されるわよ

少し似た意味の前置詞hastaとは
・「para(〜まで)」=「目標の期限」
・「hasta(〜まで)」=「継続期間の終わり」
の違いがあるよ

前置詞paraの後ろに制限付きの時間となる語を付けて「〜までに」「〜に」と表す
・目的地への方向を表す
目的地への方向を示す際に使用する
例文
Para el hotel |
(ホテルの方向に) |
Voy para la escuela porque quiero aprender |
(学びたいから学校に向かう) |

「前置詞para + 目的場所の名詞」
の組み合わせで、目的地への方向を示すわよ
前置詞paraの後ろに目的場所を示す語を付けて「〜の方向に」と表す
・誰かの意見
誰かの意見を伝える際に使用する
例文
Para ella este libro es tuyo |
(彼女によると、この本は君の) |
Para Tarou la comida esta deliciosa |
(タロウによると、ご飯が美味しい) |

「前置詞para + 人物を表す語」
の組み合わせで、その人物の意見として表せるわよ
前置詞paraの後ろに人物を表す語を付けて、その人物の意見を示す
・一般的な平均値との比較
何かしらの一般的な平均値と比較を行う際に使用する
例文
Este niño es muy inteligente para la edad que tiene |
(この子は歳のわりに賢い) |
Hace frío para abril |
(4月にしては寒い) |

「前置詞para 」の後ろに「一般的平均値の事柄」を
付ける事で平均と比較して表す事ができるわ
前置詞paraの後ろに一般的平均値の事柄を付けて、平均と比較して表せる
・重要性の度合い
何かしらの出来事で、「それだけのために〜」や「それ程〜なかった」と言う際に使用
例文
Para esto me levanto a las seis de la mañana |
(それだけのために朝6時に起きた) |
Esta película muy popular,pero no es para tanto |
(この映画はとても人気だけど、それ程おもしろくなかった) |

「para esto」(それだけのために)
「no es para tanto」(それ程〜なかった)
の表現になるんだね
「それだけのために〜」や「それ程〜なかった」と言う際に使用
「まとめ」
・前置詞paraの用法
1・前置詞paraの後ろに目的となる語を付けて「〜のために」と表す |
2・前置詞paraの後ろに制限付きの時間となる語を付けて「〜までに」「〜に」と表す |
3・前置詞paraの後ろに目的場所を示す語を付けて「〜の方向に」と表す |
4・前置詞paraの後ろに人物を表す語を付けて、その人物の意見を示す |
5・前置詞paraの後ろに一般的平均値の事柄を付けて、平均と比較して表せる |
6・「それだけのために〜」や「それ程〜なかった」と言う際に使用 |

お疲れ様!
以上で前置詞paraの
勉強は終了よ

「para ti(君のために)」だけでも覚えておけば
プレゼントする時なんかに使えそうだよね
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