研究13「未来形と過去未来形」

学習・研究
リーナ
リーナ

今回は「未来形」と「過去未来形」の勉強をするわよ

アムエ
アムエ

「未来形」はなんとなく分かるけど

「過去未来形」って何?

リーナ
リーナ

未来形」 = 「未来の事を推測する時

過去未来形」= 「過去のある時点から未来の事を述べる時

に使用するわ

リーナ
リーナ

それぞれの未来形について記載するわね

未来形

未来形とは、未来の事を推測する時などに使う

リーナ
リーナ

まずは、未来形の動詞変化を見てみましょう

ar動詞の未来形(例hablar)

単数形複数形
一人称hablaréhablaremos
二人称hablaráshablaréis
三人称hablaráhablarán
ar動詞の例「hablar」の未来形

不定詞(例)hablar}」 + 「未来形活用(例)一人称}」  = 「hablaré

リーナ
リーナ

ちなみに

未来形は変化する部分が全ての動詞同じなので、

今回はer動詞とir動詞は省くわね

上記の組み合わせで構成されており、規則活用タイプであれば、動詞全般が同じ構成となる

不規則活用タイプも同じ構成の物が多いが、

一部の動詞は不定詞の部分が一部脱落したり変化する物もある

未来形とは、未来の事を推測する時などに使う

未来形での不規則活用タイプの変化部分

未来形の一部の不規則活用の場合、不定詞の部分が変化し後ろに語尾が付く

どのように変化するのか、3つのルールが存在する

リーナ
リーナ

ルール1

不定詞の語幹最後と語尾の{e}が脱落

「hacer(〜する)」を未来形一人称にした場合
hacerharharé

アムエ
アムエ

hacer」の「ce」が脱落

é」が後ろに付いて

haré」で未来形になるよ

リーナ
リーナ

ルール2

不定詞の{e}か{i}がdに変化

例1

「tener(持つ)」を未来形一人称にした場合
tenertendrtendré

アムエ
アムエ

tener」の「e」が「d」に変化

é」が後ろに付いて

tendré」で未来形になるよ

例2

「salir(出かける)」を未来形一人称にした場合
salirsaldrsaldré

アムエ
アムエ

salir」の「i」が「d」に変化

é」が後ろに付いて

saldré」で未来形になるよ

リーナ
リーナ

ルール3

不定詞の{e}が脱落

「poder(〜できる)」を未来形一人称にした場合
poderpodrpodré

アムエ
アムエ

poder」の「e」が脱落

é」が後ろに付いて

podré」で未来形になるよ

一部の未来形不規則活用の変化は3つのルールがある

◯未来形の用途「未来を推測する場合」

ここからは、未来形の用途について記載していく

まずは、現時点から推測できる未来の出来事を言う場合に未来形を使う

Tarou estará cansada
(タロウは疲れている状態だろう
リーナ
リーナ

しっかり予測できる事に

未来形を使うわよ

推測できる未来を言う場合は未来形を使う

◯未来形の用途「未来の見込みを言う場合」

未来の事を言う際に、見込みの推測など言う場合に使う

Esta noche lloverá
(今日の夜に雨が降るはず
リーナ
リーナ

確信がある場合に未来形を使うわよ

見込みの推測など言う場合は未来形を使う

◯未来形の用途「未来における話し手の意思を言う場合」

実現するか分からないが、話し手が将来に対しての意思を言う時に使う

Mañana empezaré
(明日から始める

リーナ
リーナ

未来の事でも、

確実に行う場合は未来形でなく、

現在形を使用するわよ

アムエ
アムエ

それなら例文は、

本当に始めるか曖昧な表現なんだね

将来に対しての意思を言う時は未来形より確実なら現在形を使う

過去未来形

過去未来形とは、過去のある時点から未来の事を述べる時に使う

可能法」と呼ばれる場合もある

リーナ
リーナ

まずは、過去未来形の動詞変化を見てみましょう

ar動詞の過去未来形(例hablar)

単数形複数形
一人称hablaríahablaríamos
二人称hablaríashablaríais
三人称hablaríahablarían
ar動詞の例「hablar」の過去未来形

不定詞(例)hablar}」 + 「過去未来形活用(例)一人称}」  = 「hablaría

リーナ
リーナ

ちなみに

過去未来形は変化する部分が全ての動詞同じなので、

今回はer動詞とir動詞は省くわね

上記の構成になっており、規則活用タイプであれば、動詞全般が同じ構成となる

不規則活用タイプも同じ構成の物が多いが、

一部の動詞は不定詞の部分が一部脱落したり変化する物もある

過去未来形とは、過去のある時点から未来の事を述べる時に使う

過去未来形での不規則活用タイプの変化部分

過去未来形の一部の不規則活用の場合、不定詞の部分が変化し後ろに語尾が付く

どのように変化するのか、3つのルールが存在する

リーナ
リーナ

ルール1

不定詞の語幹最後と語尾の{e}が脱落

「hacer(〜する)」を過去未来形一人称にした場合
hacerharharía

アムエ
アムエ

hacer」の「ce」が脱落

ía」が後ろに付いて

haría」で過去未来形になるよ

リーナ
リーナ

ルール2

不定詞の{e}か{i}がdに変化

例1

「tener(持つ)」を過去未来形一人称にした場合
tenertendrtendría

アムエ
アムエ

tener」の「e」が「d」に変化

ía」が後ろに付いて

tendría」で過去未来形になるよ

例2

「salir(出かける)」を過去未来形一人称にした場合
salirsaldrsaldría

アムエ
アムエ

salir」の「i」が「d」に変化

ía」が後ろに付いて

saldría」で過去未来形になるよ

リーナ
リーナ

ルール3

不定詞の{e}が脱落

「poder(〜できる)」を過去未来形一人称にした場合
poderpodrpodría
アムエ
アムエ

poder」の「e」が脱落

ía」が後ろに付いて

podría」で過去未来形になるよ

一部の過去未来形不規則活用の変化は3つのルールがある

△過去未来形の用途「過去から見た未来を表す場合」

過去の時点では、まだ起こっていなかった事が

現在は起こっているかもしれない事を言う時に使う

例文

Takashi dijo que llegaría la semana pasada
(タカシは先週着くと言ってたが)

リーナ
リーナ

そのような話をした過去を時点に、

現在着いてるか不明な場合が上記の例文のようになるわ

アムエ
アムエ

分かりにくいと思うから

例文の内容を図にしてみたよ

過去未来の例文解説

過去の時点で、起こっていなかった事が今起こっている可能性がある時に過去未来形

リーナ
リーナ

余談だけど、

もし、過去未来形線過去に変更したら

Takashi dijo que llegaba la semana pasada
(タカシは先週着くと言っていた)

リーナ
リーナ

となって、

着いてる可能性が少し上がる表現になるわ

△過去未来形の用途「過去の事を推測して言う場合」

過去の出来事について、推測などを言う時に使う

例文

Está mojado el camino,llovería anoche
(道が濡れてるから、昨夜に雨が降ったのかも

アムエ
アムエ

何かの結果の原因を推測する時に使えるね

過去の出来事について、推測などを言う時に過去未来形を使う

△過去未来形の用途「丁寧語として使う場合」

「〜したいのですが」など、丁寧な物言いとして使う事ができる

例文

¿Podría hablarme?
(話して頂きたいのですが
アムエ
アムエ

フォーマルな場面で役立つね

最初は「Podría」だけでも覚えておくといいかも

丁寧語としても過去未来形が使える

△過去未来形の用途「忠告や助言を言う場合」

アドバイスなどを言う時に、過去未来形を使う事がある

例文

Tendrías que ejercicio de vez en cuando
(たまには運動した方が良い
アムエ
アムエ

過去未来って名前だけど

色々な使い方があるんだね!

アドバイス、忠告などを言う際に過去未来形を使う場合がある

まとめ

未来形と過去未来形

未来形未来の事を推測する時に使用
過去未来形過去のある時点から未来の事を述べる時に使用

一部の不規則活用の変化ルール

1・「不定詞の語幹最後と語尾の{e}が脱落」
2・「不定詞の{e}か{i}がdに変化」
3・「不定詞の{e}が脱落」

未来形の用途

1・推測できる未来を言う場合
2・見込みの推測など言う場合
3・将来に対しての意思を言う時は未来形、より確実なら現在形を使う

過去未来形の用途

1・過去の時点で、起こっていなかった事が今起こっている可能性がある時
2・過去の出来事について、推測などを言う時
3・丁寧語としても過去未来形が使える
4・アドバイス、忠告などを言う際に過去未来形を使う場合がある

リーナ
リーナ

お疲れ様!

以上で未来形と過去未来形の勉強は終了よ

アムエ
アムエ

混乱しないように

両方の用途を

理解しておく必要があるね

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