今回は、
・母音
・音節
・アクセント
のルールについて勉強していくわね
母音は日本語と同じ「a e i o u」だったよね?
音節?アクセント?
な・・・何それ?
混乱しないで!
一つずつ説明していくわね!
強母音と弱母音
スペイン語の母音は日本語と同じ「a e i o u」(ア エ イ オ ウ)
そして、5つの母音のうち強母音と弱母音に分けられる
母音の組み合わせによって、1つの母音にカウントするルールが存在する
口を開いて発音する母音を「強母音」と呼ぶわよ
口を少し閉じて発音する母音を「弱母音」と呼ぶの
へー、母音に「強母音」と「弱母音」
2種類があるなんて初めて知ったよ
まずは、この2種類をしっかり理解してね
口を開いて発音する母音を「強母音」口を少し閉じて発音する母音を「弱母音」
二重母音
「二重母音」とは、2つの母音を組み合わせて1つの母音として扱う母音のこと
3パターンの条件によって、二重母音となる
例えば
・「aire」[空気]
「a(強)」+「i(弱)」=二重母音
つまり「ai」で1母音にカウントされるわ
例えば
・「idioma」[言語]
「i(弱)」+「o(強)」=二重母音
つまり「io」で1母音にカウントされるんだね
例えば
・「ciudad」[市]
「i(弱)」+「u(弱)」=二重母音
つまり「iu」で1母音にカウントされるのよ
二重母音の条件は「強+弱」「弱+強」「弱+弱」の3パターンある
三重母音
「三重母音」とは、3つの母音を組み合わせて1つの母音として扱う母音のこと
1つの条件によって、三重母音となる
例えば
・「estudiáis」[君達は勉強する]
「i(弱)」+「á(強)」+「i(弱)」=三重母音
つまり「iái」で1母音にカウントされるんだね
例外もあって
・「Paraguay」[パラグアイ]
単語の最後が「y」の時も「i」と同じ弱母音扱いになるわよ
三重母音の条件は「弱+強+弱」、場合によって「y」は弱母音になる
二重子音
子音とは、母音「a e i o u」以外のアルファベットの事
「二重子音」とは、2つの子音が組み合わせて1つの子音として扱う子音のこと
1つの条件によって、二重子音となる
例えば
・「gracias」[ありがとう]
「g(子)」+「r(子)」=二重子音
つまり「gr」で1子音にカウントされるんだね
二重子音になる組み合わせは12種類あるわよ
表にしてみるわね
二重子音になる組み合わせ |
bl |
cl |
gl |
pl |
fl |
cr |
tr |
fr |
br |
gr |
pr |
dr |
表を見ると「子音」+「LかR」ってパターンだね
二重子音の条件は「子音+子音」、12種類の組み合わせがある
音節
「音節」とは、母音のみ(二重母音、三重母音も含む)
また、子音と母音のセット(二重子音も含む)で1つの節としてカウントされる
スペイン語にはアクセントのルールがいくつか存在するが、
まず単語の「音節」を理解する必要がある
「aire」を例に説明するわね
まずは、1音節ごとに分けるとこうなるわよ
なるほど!
つまり「aire」は全部で2音節になるんだね!
「母音」「二重母音」「三重母音」「子音と母音セット」「二重子音」で1音節
アクセントルール1「最後から二番目の音節にアクセント」
1つ目のアクセントルールは最後から二番目の音節にアクセントを付ける
このルールが適用される条件は
母音もしくは、「n」「s」で終わる語の場合よ
全部で3つの条件だから説明するわね
条件1・語の最後が「母音」で終わっている
まずは
語の最後が「母音」で終わっている条件から
「sevilla」を例にするとこうなるわ
後ろから二番目の音節「vi」にアクセントが付くんだね
条件2・語の最後が「n」で終わっている
次は
語の最後が「n」で終わっている条件
「examen」を例にするとこうなるわ
後ろから二番目の音節「xa」にアクセントが付くんだね
条件3・語の最後が「s」で終わっている
次は
語の最後が「s」で終わっている条件
「lunes」を例にするとこうなるわ
後ろから二番目の音節「lu」にアクセントが付くんだね
母音もしくは「n」「s」で終わる語の場合、最後から二番目の音節にアクセントが付く
アクセントルール2「最後の音節にアクセント」
2つ目のアクセントルールは最後の音節にアクセントを付ける
このルールが適用される条件は
「n」「s」以外の子音で終わる語の場合よ
「comer」を例にすると
最後の音節「mer」にアクセントが付くんだね
「n」「s」以外の子音で終わる語の場合、最後の音節にアクセントが付く
アクセントルール3「アクセント記号が付いた語にアクセント」
3つ目のアクセントルールはアクセント記号が付いた語にアクセントを付ける
このルールが適用される条件は
「á」や「ú」など上にアクセント記号がある場合よ
「japonés」を例にすると
「nés」にアクセント記号が付いてるから、アクセントになるんだね
アクセント記号が付いた語にアクセントを付ける
まとめ
・母音に関して
1.母音には「強母音」と「弱母音」の二種類がある
2.「二重母音」の条件は「強+弱」「弱+強」「弱+弱」の3パターン
3.「三重母音」の条件は「弱+強+弱」の1パターン
・子音に関して
・「二重子音」の条件は「子音+子音」、全部で12種類の組み合わせがある
・音節に関して
・単語の1音節は「母音」「二重母音」「三重母音」「子音と母音セット」「二重子音」
・アクセントルール
1.単語が母音もしくは「n」「s」で終わる語の場合、最後から二番目がアクセント
2.単語が「n」「s」以外の子音で終わる語の場合、最後の音節にアクセント
3.単語のアクセント記号が付いた語にアクセント
以上でアクセントに関しての勉強は終了よ
しっかり音節やアクセントのルールを理解していないと
会話する時にちゃんと伝わらないから、マスターしないとだね!
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