
今回は朝にする会話のシチュエーションで
楽しく学んでみましょう!
主人公「トウマ」の物語を通して
メキシコ文化にも一緒に触れていきましょう!

ここでは
・朝の場面での自然な会話
・メキシコ文化の解説
を物語を通して学ぶ事ができるわよ
【ストーリー「朝の会話」】
トウマはベッドでぐっすりと寝ていました。
すると、外から録音された子供のような声で
「不要になった家電を買取ります」と大きな音声が聞こえてきました。

Ah, ya es de mañana.
¿Qué es ese sonido?
(あ、もう朝か)
(何?この音?)
トウマは目を擦りながらキッチンへ向かいました。

Buenos días, Touma.
¿Dormiste bien?
(おはよう、トウマ)
(よく眠れた?)

Buenos días.
Sí, dormí muy bien.
(おはようございます)
(はい、ぐっすり眠れました)

Por cierto,
¿qué es ese sonido que se escucha afuera?
(ところで、外から聞こえる音は何ですか?)

Es el camión del fierro.
(あれは廃品回収の車よ)

Todas las mañanas pasa por aquí
poniendo esa grabación.
(毎朝、あの音声を流しながらここを通るわよ)
メキシコでは朝になると廃品回収車が、独特な音声を流しながら街を回ります。

Ah, ya veo.
Me sorprendí porque de repente
se escuchó ese sonido.
(そうなんですね)
(突然その音が聞こえてきて驚きました)
そう言ったのと同時にルシアが起きてきました。

Buenos días.
¿Qué hay de desayunar hoy?
(おはよう。今日の朝ごはんは何?)

¡Ay, despierta!
Ayúdame a preparar el desayuno.
(もう、シャキッとして!)
(朝ごはんの用意を手伝って)


¡Ya entendí, ya voy!
(分かったから!今やるから!)
手のひらを上にして、小刻みに揺らす事で「お尻ペンペンするぞ」の意味になります
ルシアは慌ててエレナの手伝いをし始めます。
トウマもテーブルのセッティングなどの手伝いをし、
朝食の準備ができました。
ルシアがカルロスを呼びに行き、全員揃っての朝食となりました。

Buen provecho.
Hoy hay chilaquiles.
(召し上がれ。今日はチラキレスよ)

チラキレスはメキシコで定番の朝食です

Touma, los chilaquiles de mi esposa
son buenísimos.
(トウマ、妻のチラキレスは本当に絶品だよ)
トウマは早速チラキレスを口に運びました。
トウマに合わせて辛さを控えめにしてくれたおかげもあり
サルサは適度な辛さと、爽やかな酸味が口に広がり
サルサでしっとりした部分と、カリッとした部分を合わせ持つ
トルティーヤチップスは噛む度に、香ばしい匂いが鼻から抜け出ます。

¡Es verdad! ¡Están buenísimos!
(本当ですね!絶品です!)

¿Verdad? Todo lo que cocina mi mamá
está delicioso.
(でしょ?ママの料理はどれも美味しいの)
スペイン語のポイント「Todo lo que」


Por cierto,
¿por qué no llevan hoy a Touma
al mercado?
(そういえば)
(今日はトウマを市場に連れて行ったらどうだ?)
スペイン語のポイント「por qué no」


Sí, buena idea.
Justo tenía que hacer unas compras.
(そうね、いい考えね)
(ちょうど買い物しないといけなかったし)

¿Al mercado? ¡Qué emoción!
(市場ですか?楽しみです!)

¡Sí!
¡Vamos al mercado!
(そうだね!市場に行こう!)
食事を終えた後、支度を整えてから市場に行く事になりました。
メキシコの市場で、どんな物があるのかトウマはワクワクしています。
【メキシコ文化解説】

ここでは、物語で出てきた
メキシコ文化の解説をしていくわよ
・メキシコの廃品回収車
メキシコの街では、古くなった家電や家具、金属製品などを買い取る車が、
録音した音声を流しながら住宅街を走る光景が見られます。
メキシコの廃品回収車は、独特の節回しの録音音声が使われることがあり、
街中で耳にする生活の音の一つとして知られています。
不要になった物を処分するだけでなく、
まだ価値のある物を買い取って再利用・再販売につなげる役割もあります。

一度聞いたら耳に残る程
独特な節回しで、思わず真似したくなるよ
メキシコに住む甥も真似してたよ(笑)

あの音声はメキシコの生活音の一つだから
みんなから親しまれているわよ
・「お尻ペンペン」のジェスチャー
メキシコでは、手のひらを上に向けて、
手を小刻みに左右へ振るジェスチャーをすることがあります。
これは実際に相手のお尻を叩くという意味ではなく、
親が子どもに対して「言うことを聞かないとお尻をペンペンするよ」
と冗談っぽく示したり、相手を軽くたしなめたりするときに使われる仕草です。
ただし、これは親しい間柄や家族内で、冗談めかして使われるものなので
本当に叱る時や、初対面などの相手にはしないように注意が必要です。

妻も何かあると
すぐ僕にこのジェスチャーをしてくるよ
・チラキレスってどんな料理?
チラキレスは、メキシコを代表する家庭料理のひとつで、
朝食やブランチとしてよく食べられています。
基本的には、トルティーヤを三角形などに切って揚げたものに
サルサを絡めた料理です。
・緑色のサルサを使う chilaquiles verdes(チラキレス ベルデス)
・赤いサルサを使う chilaquiles rojos(チラキレス ロホス)
が代表的です。
上には、クレマ(メキシコ風のクリーム)、チーズ、玉ねぎ、卵、鶏肉などを
好みでトッピングします。
家庭やお店によって作り方や具材が違うのも特徴です。
味はサルサによって変わりますが、
トルティーヤの香ばしさに、サルサの辛味や酸味、
チーズやクレマのコクが合わさった味わい。
サルサを吸ったトルティーヤのしっとり感と、
まだ少しカリッとした部分の食感も楽しめます。

色々な場所のチラキレスを
食べ比べるのも面白そうだね!
ちなみに僕は緑のチラキレスが好きだよ

意外と緑サルサの方が辛い事が多いのよね
赤と緑、どちらも試してもらいたいわ

以上で今回の物語は終了よ
次回もお楽しみに!


コメント